移動平均線の利用方法
今回は私が使っている移動平均線の活用法をご紹介します。
インジケータは定番なものから専門的なものまで数多くあります。
どれを使って分析をするか迷うと思います。
私もいくつも知らべては試し、自分のトレードスタイルを模索しています。
そんな中現在、使っていておすすめだと思った移動平均線の活用法をご紹介していきます。
目次
移動平均線(MA)とは
定番中の定番とも言えます。
移動平均線とはある一定期間の価格(通常は終値)の平均を結んだものです。
いわば一定期間内での相場の動きが一目でわかるように作られた線グラフです。
ロウソク足で現在の値を、移動平均線は過去の値を表示させることにより、現在と過去を詳しく捉えることができます。
FXでは買われ(売られ)過ぎるとそのまま大きく動かずに修正して、必ず売られ(買われ)る動きが出ます。ではどうやってこのトレンドをトレーダーが知るのでしょう。
大多数が過去の値動きを参考にするのです。
これを分かりやすくまとめてくれているのが移動平均線だと思って良いと思います。
そして期間を設定できるのですが、私は200日と20日を設定しています。
これは過去の中期での動きと長期での動きなるのですが、
私はそれぞれ違った見方をしています。
200日平均線
200日線はサンプル数が多いので緩やかな曲線になります。
そして私は相場全体として、買い傾向なのか売り傾向なのかを掴む指標としています。
単純に200日平均線よりも為替レートが上にあれば買い、下にあれば売りです。
これがかなり重要で、例えば買いにポジションを持っているトレーダーは下がって欲しくないですよね。なので為替レートが下がってきて200日平均線にタッチするタイミングで買い増しします。
反対にこの時売りのポジションを持っているトレーダーはこの動きがあるから一旦利確のために買います。
つまり、200日平均線で反発して上昇することになるのです。
または対象的に、反発せずに抜けていく場合もあります。
これは多くの売りが入っていることになり、大きく下落するとみて良いです。
この時は順張りでエントリーチャンスです。
このように私は200日平均線を決済とエントリーのタイミングで使うポイントとして捉えることに使っています。
20日平均線
20日平均線は為替レートの乖離を修正する指標に使っています。
200日平均線よりもリアルタイムのロウソク足の動きに近く連動します。
しかし、一時的にファンダメンタルズが出た場合、為替レートが20日平均線より大きく離れることがあります。
為替レートは一方向に動き続けることはあまりなく、自律反発という現象が起きます。これは大きくリバウンドする形で乖離を戻す動きが見られます。そのタイミングでエントリーを仕掛ければ、デイトレやスキャルピングで値幅を取ることができます。
結論
移動平均線は多くのトレーダーが意識しているインジケータです。
これなくしてFXをしている人は存在するのかってくらい誰でも見る指標となります。
移動平均線の方向性を見ることで、現在の為替レートは上昇トレンドに乗っているのか、それとも下落トレンドに乗っているのかを視覚的に判断することが容易となります。今回の記事が少しでも参考に幸いです。