FXは確率で考える
本日はFXの確率についてです。
結論から言えば、勝たなくても当たり前だということ。
現にTwitterなどで毎月利益を出している有名なインフルエンサーも
勝率で言えば25~40%程度だと言われています。
FXをよく理解し、利益に結びつけられる人や相場を緻密に研究している人でも相場がどう動くか100%想定できる人はいないと言えます。
なのでFXの世界では「優位性」という言葉がよく使われます。
優位性とは… 別のものを比較して、優れている点や性質のこと。
勝率ではなく、どういった経緯でトレードをしていったのかが大切になります。
ファンダメンタルズ分析・テクニカル分析などを駆使して、より勝つ確率が高い戦略を立てて、実行していくことが優位性が高いトレードをしていることになります。
そこで大切なのが、「損益率」を考慮しておくこと。
前述のとおり、上手い人でも25~40%程度しか勝てません。
ではどうやって利益を出しているのか。
それは想定した利幅が損失幅の3倍以上あることです。
例えば、エントリーした位置から、利確までに利幅が270pipsあるとします。
対して想定を外した時の損切りとして、損失幅を80pipsにしたとします。
270pips÷80pips=3.3
3倍以上の損益率があることになります。
これを言い換えると、利益:損失=3.3:1
つまりは、この状態であれば1勝3敗でも利益がプラスになるのです。
なので勝率が25~40%であっても結果的にプラスにすることができるというわけです。
私もメンタル的にまだまだ弱いのですが、すべて勝とうとしなくてよい。
必要がないと考えれば幾分か楽になると思いませんか?
【まとめ】
- まずは何%で勝てれば利益に繋がるかを計算しましょう。
- そして分析や手法を駆使して優位性が高い戦略を練ります。
- あとはこれを何度繰り返せるのかお財布と相談です。
何度も言いますが、FXに絶対を追及してはいけないです。
相場は人が操作しているのだから日々流れは変わるものと考えてよいと思います。
絶対を信じて無茶なエントリーをする、無茶に回数を重ねて資金を減らすことはNG。
私たちにできることは
- いかに優位性をみいだして、可能な限りの勝率を想定すること。
- 資金残を考慮して損益率を設定すること。
私もひたむきに相場を分析していきたいと思います。
頑張りましょう。